「料理できない彼女って正直どう思う?」こんな質問をSNSで投げかけると、さまざまな意見が飛び交います。「時短料理くらいできないとキツくない?」「いffや、外食でいいじゃん」「手間暇かけた料理も素敵だけど…」
私たちカップルブロガーのしーくん&りーちゃんも、付き合い始めた頃は料理の時間で悩みました。りーちゃんはカレーを作るのに3時間、オムライス1品でも2時間かかってしまうという”のんびりシェフ”でした。
確かに出来上がりは美味しいのですが、毎日の食事となると現実的ではありません。ですが、2人で試行錯誤を重ねた結果、今では時短テクニックをマスターし、効率的に美味しい料理が作れるようになりました!その過程で学んだコツや、現代ならではの解決策をご紹介します。
この記事を読めば、料理に時間がかかる彼女との付き合い方がわかり、2人でより効率的な食生活を築けるはずです。
彼女が料理できないデメリット

りーちゃんの料理は本当に美味しいんです。でも、1品作るのに何時間もかかってしまう…。正直、私たちの家計を直撃した最大のデメリットは「時間」と「食費」の問題でした。
例えば、平日の夜に彼女がカレーを作ろうとすると、完成は夜10時過ぎ。結局、その日の夕食は出前を頼むことに。カレーは翌日の昼食に回す…なんてことが日常茶飯事でした。
週5日分の夕食を全てデリバリーで済ませると、2人分で平均4,000円×5日=20,000円。休日2日分の食材(彼女の長時間料理用)が6,000円。朝食、昼食代含めると、月の食費は優に10万円を超えてしまいます。
さらに、料理に時間がかかりすぎることで、デートの予定も立てづらいという問題も。「今日は夕方から料理するから、デートは昼まででお願い…」なんて冗談みたいなシチュエーションもありました。(笑)
外食やデリバリーばかりだと栄養バランスも気になりますし、なにより手作り料理の温かみが恋しくなってきます。でも、彼女の頑張りを否定するのは絶対にNG。そこで私たちは、この問題をポジティブに解決することにしたのです。
彼女の料理がメシマズだったときの対処方法5選

私たちが見つけた、料理の時短に効果的だった方法は以下の5つです。
- 料理教室に通う
- 簡単な料理から挑戦する
- ミールキットサービスを試す
- 料理をつくる時間を作ってあげる
- 一緒に料理を作って影からレベルアップを支える
上記の方法なら彼女の自尊心も傷つけず、むしろ料理の腕前が格段にアップします。

記事の後半では彼女が「料理をしないルート」も紹介しています。
料理教室に通う

プロから基本を学ぶことで、料理の効率が格段にアップします。特に包丁使いや、火加減の調整など、基本的なテクニックは独学では身につきにくいものです。
料理教室で学べるのは技術だけじゃありません。段取りの組み方や、材料の下処理の順番など、効率的な調理の全体像を把握できます。

料理教室選びのコツは、平日夜や休日に開催している教室を選ぶこと。2人で通えば、新しいデートスポットとしても楽しめますよ!
簡単な料理から挑戦する
最初から凝った料理に挑戦する必要はありません。シンプルな料理こそ、基本的な技術が身につく近道です。
りーちゃんが最初に完璧にマスターしたのは「具だくさん味噌汁」でした。みそ汁には野菜を切る、出汁をとる、火加減を調整するといった「基本的な技術」が全て詰まっています。
最初は1時間かかっていた味噌汁作りが、今では15分で完成。しかも、出汁からちゃんと取った本格的な味噌汁!シンプルな料理を極めることで、応用が利く技術が自然と身に付きます。

料理の基本って、意外と身近なところにあります。毎日の定番メニューこそ、腕を磨くチャンスです。私たちのように、スモールステップで確実に上達を目指しましょう。
ミールキットサービスを試す

時間がかかる最大の原因、それは材料の準備と下ごしらえ。りーちゃんのように下ごしらえと準備に大半の時間を割いてしまう彼女は多いです。ミールキットは、この面倒な工程をすっ飛ばしてくれる救世主的存在です。
私たちが愛用しているのはミールキットサービスの一つである「Oisix」。レシピ通りに作るだけで、プロ級の味に仕上がります。材料は必要な分だけ小分けされているので、食材の無駄もありません。

ミールキットって意外と料理の勉強にもなります。揃える材料や調理の順番が視覚的に分かるから、料理の基本が自然と身についていきますよ!
料理をつくる時間を作ってあげる
彼女の料理時間が長いのは、実は「マルチタスクが苦手」という原因が隠れていることも。料理に集中できる環境を整えてあげるだけで、驚くほど効率がアップするんです。
りーちゃんの場合、料理中にスマホの通知が来ると気になって確認。そこから SNS を見始めて…なんて現場を押さえたことがあります。そこで私は、料理の時間だけは家事を引き受け、彼女が集中できる環境を作ることにしました。
具体的には、料理をする日は洗濯や料理中に出てくる洗いものなどを担当するといった具合。たとえ料理に時間がかかっても他の家事が済んでいるので、思う存分料理に集中できます。

大切なのは「急かさない」こと。代わりに、集中できる環境作りをサポートしてあげましょう。きっと彼女なりのペースが見つかるはずです!
一緒に料理を作って影からレベルアップを支える

最後にご紹介するのは、私たちが最も効果を感じた方法。それは「二人三脚」で料理に取り組むことです。
りーちゃんは切る作業が遅いので、切る作業は全部しーくんが担当します。お互いの作業を見ながら「あ、その野菜の切り方いいね」「この味付けのコツを教えて」と、自然な形で知識を共有できるのもポイントです。
2人で料理することで、段取りの組み方も自然と学べます。「この具材を切っている間に、あっちを煮込んでおけば時短できるね」といった発見も。2人で作るカレーは1時間(ほぼ煮込み時間)で完成します!

料理は楽しい趣味になります。2人で新しいレシピに挑戦したり、お気に入りの味を見つけたり。そんな時間を共有できるのって、素敵ですよね。
彼女が料理できない彼女に共通する5つの特徴

料理に時間がかかってしまう彼女には、いくつかの共通点があります。これらの特徴を理解することで、より効果的なサポートができるようになりますよ。
生まれてこの方実家暮らし
実家暮らしの彼女あるある。それは「お母さんの完璧な手料理」を基準にしてしまうことです。
りーちゃんも実家暮らしでした。だから、少しでも母親の味に近づけようと手間暇かけすぎてしまう。出汁から全て手作りにこだわり、具材も隅々まで丁寧に下処理。
でも考えてみてください。お母さんだって、最初から完璧だったわけじゃありません。何年もかけて効率的な調理法を身につけてきたはずなんです。

実はお母さんに聞いてみたんです。「最初は私も同じくらい時間かかってたのよ。でも毎日の積み重ねよ!」って。この言葉で随分と肩の力が抜けました!
1人暮らしで外食が多い

1人暮らし経験者でも、外食やコンビニ食が習慣化していると、効率的な調理の仕方を知らないまま料理をはじめてしまうこともしばしば。
毎日の食事を自炊していれば自然と身につく「段取り力」が欠けてしまい、一つひとつの作業に余計な時間がかかってしまいます。
例えば「炊飯器のスイッチを押すタイミング」「下ごしらえの順番」「同時進行での調理」など、慣れている人なら当たり前の工夫が思いつかないんですね。

外食派の彼女なら、むしろ一緒に料理を楽しむところから始めるのがおすすめ。外食で培った味の好みを活かして、オリジナルレシピを作るのも楽しいですよ!
多忙過ぎて時間の余裕がない
仕事や趣味で忙しい彼女の場合、料理にかける時間と気持ちの余裕がそもそも少ないことも。
疲れた状態で料理を始めると、どうしても集中力が散漫に。包丁を使う作業も慎重になりすぎて、結果的に時間がかかってしまいます。
ミールキットサービスを利用する、休日に作り置きをするなど、時間の使い方を工夫することで、この問題は徐々に改善できます。

忙しい彼女には、まず「自分の時間」を大切にしてもらうことから。料理は楽しんでこそ上手くなるものですからね!
極度な面倒くさがり

面倒くさがりな性格の場合「どうせ時間がかかるなら、とことん手間をかけよう」という極端な考えに走りがちです。1品に時間をかけすぎるあまり、他のおかずの準備が疎かになったり、スケジュール管理が上手くいかなくなったりします。
この場合、時短テクニックを身につけることこそが、面倒くさがりさんにとって最高の解決策。手早く美味しい料理ができれば、料理自体が楽しくなってきますよ。

面倒くさがりな彼女には、時短家電の活用がおすすめ。食洗機や電気圧力鍋があれば、料理のハードルがグッと下がりますよ!
健康のことはあまり考えない
「美味しければOK!」という考えが強すぎて、栄養バランスを考える余裕がないタイプも。1品に力を入れすぎて、結果的に調理時間が長引いてしまいます。
メインディッシュにこだわりすぎて副菜が疎かになったり、見た目重視で無駄な手間がかかってしまったりすることも多いです。
栄養バランスを意識すると、自然と効率的な調理方法も身についてきます。「主菜・副菜・汁物」の基本的な献立を意識するだけでも、料理の段取りが良くなりますよ。

管理栄養士さん監修の料理本は栄養バランス最高です。健康的な食事作りのコツが自然と身に付きます。
現代は彼女が料理できなくても大丈夫!弁当のサブスクを検討しよう

料理の腕前を上げることも大切ですが、現代には時間のかかる料理を補完してくれる素晴らしいサービスがあります。特におすすめなのが宅配弁当のサブスクリプション!
彼女の料理時間がヤバいときに利用していた組み合わせをご紹介します。
上記のような組み合わせにすることで、食費は月7万円程度まで抑えられ、栄養バランスも整います。さらに、休日にはゆっくりと料理を楽しむ時間も確保できました。
料理に時間をかけたい気持ちは素敵ですが、現代のテクノロジーやサービスをうまく活用することで、より豊かな食生活が実現できますよ。
彼女が料理できないと文句を言う前に彼氏が手本を見せよう!

最後に、彼氏であるあなたへ一言。
「料理に時間がかかる」ということを、単純に否定するのはやめましょう。
丁寧に作られた料理には、彼女なりの愛情が込められています。それを「時間かかりすぎ」と否定してしまうのは、その気持ちまで否定することになりかねません。
むしろ、あなたも料理を始めてみませんか?2人で料理をすることで、お互いの良さを理解し、より効率的な方法を見つけられます。料理は押し付けるものではなく、共に楽しむものです。
1週間のなかで半分は冷凍弁当にしたり、半分は彼氏が料理を担当したりすることで彼女に余裕を作ってあげることだってできます。

しーくんのサポートあったから私のそれなりに料理ができるようになったと思う!
おわりに:料理は2人で成長していく趣味に

料理ができなかったり時間がかかったりする彼女と付き合うのは、確かに工夫が必要です。でも、それは決して悪いことではありません。
時短テクニックを学んだり、現代のサービスを活用したり、2人で料理を楽しんだり。そうやって少しずつ解決策を見つけていく過程そのものが、カップルの絆を深めるきっかけになります。
ぜひ、この記事を参考に、あなたたちなりの「ちょうどいい」料理ライフを見つけてください。そこには、きっと素敵な思い出とおいしい料理が待っているはずです。

料理の腕前は上がっても下がっても、2人で楽しむ気持ちは変わらないでいたいですね。今日も私たちは休日の料理タイムを楽しんでいます!
コメント