デート代は男性が払うべきなのか、割り勘にすべきなのか。
この古くて新しい議論は、いつの時代も恋人たちを悩ませてきました。
デート代は男が払うべき!デート代を割り勘なんてありえない!という発言で炎上したYouTuberは数知れず。一体なぜ、こんなにも意見が分かれるのでしょうか?
私はこの問題の裏側にある男女の本音に迫るべく、100名の男女にアンケートを実施しました。すると、驚くべき事実が明らかになったのです。
この記事では、アンケートの結果をもとに、デート代の割り勘について、男女それぞれの本音に迫ります。そして、カップルが健全な関係を築くためのヒントを探っていきます。
この記事を読めば、あなたのデート代に対する考えが変わるかもしれません。
100名の割り勘の実態を調査してみた!
クラウドワークスにて30歳未満の男女100名を対象に以下の3つのアンケートに答えてもらいました。
- 付き合う前はどちらがデート代を負担していた?
- 付き合った後はどちらがデート代を負担していた?
- 割り勘と答えた方へ。割り勘を始めたきっかけは?
それぞれの割合を見ながら、客観的に分析していきます。
①付き合う前はどちらがデート代を負担していた?
「男性負担」・・・86人
「女性負担」・・・5人
「割り勘」・・・9人
まず、付き合う前のデート代負担は、なんと86%が男性負担!
私は以下の3つの要素が関係しているのではないかと考えます。
- 男性側の方が収入が高いから
- シンプルに男性側が意中の女性に見栄を張りたいから
- 男性が奢るべきという価値観が男女の共通認識としてあるから
とはいえ、女性負担が5人もいるというのも見逃せません。
これは、女性の社会進出が当たり前になって、男性よりも稼ぐ人材が増えてきた証拠でしょう。
②付き合った後はどちらがデート代を負担していた?
「男性負担」・・・38人
「女性負担」・・・3人
「割り勘」・・・59人
ところが、付き合った後は一転、59%のカップルが割り勘に切り替えています。
何でこんなに変わるんでしょうね?これは選択式で実際に理由を聞いてみました。
③割り勘と答えた方へ。割り勘を始めたきっかけは?
成り行きで・・・10人
話し合いで・・・33人
相手に説得されて・・・9人
その他の事情・・・7人
割り勘派のカップルに、そのきっかけを聞いてみると、56%(33人)が「話し合い」によるものでした。
ここで、割り勘を選択するカップルの特徴を考えてみましょう。
まず、割り勘を選択するカップルは、お互いの経済力をある程度把握している可能性が高いですね。自分たちの力量を知った上で、対等な関係性を築こうとしているのかもしれません。
例えば、「将来、結婚したら家計はどうする?」といった話題から、自然と割り勘の話になったカップルもいるかもですね。
別の見方だと、彼氏が将来家計を支えるとなると、彼女の先行投資ともいえるでしょう。
このことから、割り勘を選択するカップルの多くは、収入が大体同じくらいで、なおかつ将来性を考えている場合が多いと考えられます。
割り勘以外にも、支払いの交代制や分担制もある!
デート代の平和的解決は割り勘だけではありません。
お金を交互で支払う「交代制」や、支払いを分担する「分担制」など、さまざまな選択肢があります。
例えば、交代制なら、今回は彼が支払って、次回は彼女が支払うというように、交互に負担を分け合うことができます。
また、デートの内容によって支払いを分担するのも1つの方法です。
分担制なら、食事代は彼が、映画代は彼女が払うなど、柔軟に役割を決めることで、経済的な負担を公平に分かち合えます。
さきほどのアンケートでは、割り勘のみに焦点をあてたものになりましたが、実際はこういった方法でうまくやりくりしているカップルも多いでしょう。
カップルの状況に合わせて、柔軟に支払い方を選ぼう!
このことから、きっちり割り勘するのではなく、お互いの状況に合わせて、柔軟に支払い方法を選ぶことが大切です。
例えば、収入に差がある場合は、収入の多い方が多めに負担するのはマストです。
- 交代制・・・自分が払うときは夜のディナーなど値が張るデート。相手のときはランチなどのお手軽なデート等。
- 分担制・・・自分は外食の費用。相手は映画のチケット代等。
大切なのは、お互いの状況をしっかり理解し、尊重し合いながら、柔軟に支払い方法を選ぶこと。
それが、健全で持続可能なカップルの関係性を築くカギになるはずです。
デート代の支払いについて、カップルで話し合うことが大切!
アンケートでは、割り勘を選択したカップルの56%が「話し合い」をきっかけに割り勘を始めたと回答しています。
このことからも、デート代の支払いについて、カップルで話し合うことの重要性が分かります。
お金の問題は、カップルにとってデリケートな話題です。だからこそ、オープンにコミュニケーションを取ることが大切なのです。
お互いの経済状況や価値観を共有し、デート代の支払いについて率直に話し合うことで、誤解やストレスを防ぐことができます。
話し合いを避けて、不満を溜め込んでしまっては、関係性にひびが入ってしまうかもしれません。
デート代の支払いについて、お互いの価値観を共有しよう!
このことから、デート代の支払いについて話し合う際は、お互いの価値観を共有することが大切です。相手がどのような考え方を持っているのか、なぜそう考えるのかを理解することで、歩み寄りが可能になります。
例えば、割り勘にこだわる方は、対等な関係性を重視しているのかもしれません。一方、奢ってほしいと思う方は、相手に対して経済的な安定を求めているのかもしれません。
お互いの価値観を共有し、理解し合うことで、両者が納得できる支払い方を見つけることができるはずです。
定期的に支払い方を見直すことで、より良い関係を築くことができる!
カップルの経済状況や価値観は、時間とともに変化するもの。
だからこそ、デート代の支払い方も、定期的に見直すことが大切です。
最初は割り勘でスタートしたカップルも、収入に差が出てきたら、支払いの割合を変えてみるのも1つの方法ですね。逆に、奢る側の経済的な負担が大きくなってきたら、事情を話して割り勘に切り替えることも考えられます。
このように定期的に支払い方を見直すことで、お互いの状況変化に合わせた、柔軟な対応が可能になります。これが長続きするカップルの秘訣の1つです。
【男性必見】割り勘を提案するベストタイミングは、ズバリ○○!
男性にとって、デート代の割り勘を提案するタイミングは悩ましい問題ですよね。
そこで、割り勘を提案するベストタイミングをズバリお教えしましょう!
それは、付き合って3カ月目くらいです。
このくらい付き合えば、付き合う前の関係性も相まって金銭面の話もできるようになっていることが多いからです。
逆に、初デートで割り勘を自分から提案するのは絶対NG。女性は本能的に、懐の小さい男性と付き合うことを嫌がります。初デートでは、男性がリードして奢るのが基本ルールです。
ただし、経済的に余裕がない場合は、デートの内容を工夫してください。
例えば、ランチに5回行ったら、ディナーを1回にするなど、予算を調整します。
ほかにもさきほどお伝えした、「交代制」や「分担制」を上手く活用して、自分の財布から流れていくお金を少しでも減らすのも1つの方法です。
ちなみに付き合う前から「交代制」や「分担制」を相手から提案してる相手は天使。完全にロックオンしてOKです。
付き合う前に、女性が奢られるプロなのかどうか、人格を見極めることも大切です。とはいっても見極められない人がほとんどなので、次に奢られたがりの女性の特徴を紹介します。
【お金目当て?】奢られたがりな女性が持つ5つの特徴
奢られたがりな女性には、いくつかの共通点があります。
そんな女性の特徴を知ることで、無駄なお金と時間を節約できるかもしれません。
では、奢られたがりな女性が持つ5つの特徴を見ていきましょう。
1. 外見への自己投資が過剰
奢られたがりな女性は、外見磨きに余念がありません。高級ブランドの服に、数万円のエステ、常に最新の美容トレンドを追っかけています。
彼女たちにとって、外見は最大の武器。だから、惜しみなくお金をつぎ込むのです。でも、ちょっと待って!そのお金、どこから来てるの?もしかして、奢ってくれる男性を捕まえては、貢がせているんじゃないでしょうね。
自分磨きは大切だけど、他人の財布を当てにするのは違うと思います。自立した女性なら、自分の稼ぎでキラキラ輝くべきです!
2. SNSでの自慢が多い
Instagram、Facebook、Twitter…。奢られたがりな女性のSNSは、自慢ネタであふれかえっています。高級レストランでのディナー、豪華な海外旅行、ブランド品の数々。
でも、よく見ると、彼女たちは一人で楽しんでいるわけではありません。いつも、太っ腹な男性が隣にいるんです。奢ってもらった自慢を、SNSで拡散しているとしか思えません。
自慢したいのはわかるけど、自分の実力で得たものじゃないなら、胸を張れないと思うのです。SNSは、自分の魅力を発信する場であって、奢られ自慢の場ではありませんよ。
3. 将来の夢や目標が曖昧
「将来の夢?う〜ん…結婚して、専業主婦になりたいかな〜」。奢られたがりな女性に将来の夢を聞くと、たいていこんな答えが返ってきます。
自分の力で夢を叶えようとする気概もなく、男性に依存することだけを考えているようです。でも、現代社会で専業主婦になるのは、そう甘くありません。
自立心のない女性は、いざという時に立ち直る力もないでしょう。夢を持つことは素晴らしいけど、それを実現するための努力も忘れずにね。奢られる前に、自分の人生設計をしっかり立てることが大切だと思います。
4. デート代を全く払おうとしない
デートの時、彼女の財布はどこにあるのでしょう。いつも、「あ、財布忘れちゃった…」とか、「カード払いはポイントつかないから…」とか言って、結局は男性に支払いを丸投げ。
これって、明らかに作戦ですよね。自分から払う気がないのに、デートに来るなんて、ずるいと思います。せめて、財布を出す素振りぐらいは見せてほしいものです。
男性からしたら、「この子、俺の金目当てなのかな…」と疑念を抱くでしょう。デートは二人で楽しむもの。お金の面でも、対等な関係性を築くことが大切だと思います。
5. 承認欲求が強すぎる
奢られたがりな女性は、承認欲求が強すぎる傾向があります。男性に奢ってもらうことで、自分が価値ある存在だと認めてもらいたがっているのかもしれません。
割り勘の提案に対して、「男性が奢るのが当然」「割り勘なんて考えられない」など、否定的な反応を示す女性は、自分の価値を経済的な面で測ろうとしている可能性があります。
このような女性は、男性からの経済的な支援を自分の魅力の証明だと捉えているかもしれません。しかし、真の魅力は内面から湧き出るものであり、お金で買えるものではありません。
承認欲求が強すぎる女性と付き合う際は、経済的な面だけでなく、精神的な面でのサポートも必要になるでしょう。自分の価値は、他人からの評価ではなく、自分自身で決めるものだということを伝えていくことが大切です。
そもそも恋愛感情がないなら割り勘を提案しても問題なし
デート代の割り勘について議論する前に、そもそも考えておくべきことがあります。
それは、相手に対して恋愛感情(気になっているのも含む)があるかどうかということです。
もし、相手に恋愛感情がないのなら、割り勘を提案しても全く問題ありません。むしろ、割り勘が当然だと思います。なぜなら、恋愛感情がない状態でのデートは、友人との外出と変わらないからです。
友人と遊びに行く時、みんな当然のように割り勘しますよね。それと同じように考えればいいのです。恋愛感情がないのに、片方が全額負担するなんて、それこそおかしな話です。
ただ、ここで注意しておきたいのは、相手が自分に恋愛感情を抱いている可能性があるということです。もし、相手が自分のことを好きで、デートに誘ってくれたのなら、割り勘の提案は相手を傷つけてしまうかもしれません。
そんな時は、相手の気持ちを尊重しつつ、自分の気持ちをはっきりと伝えることが大切です。「今は恋愛感情がないけれど、友人として一緒に楽しみたい」というように、誠実に気持ちを伝えれば、相手も理解してくれるはずです。
恋愛感情の有無は、割り勘を提案する上で、非常に重要な要素です。相手の気持ちを考えつつ、自分の気持ちにも正直に、デート代の支払い方法を決めていきましょう。
おわりに:割り勘は、対等な関係性を築くための1つの方法!
さぁ、ここまで読んでくださった皆さん、割り勘についてどう思いましたか?
割り勘は、ただ単にお金を分け合うだけじゃないんです。それは、お互いを尊重し合える関係性を築くための、とっておきの方法なんですよ!
割り勘することで、「あなたも、私も、経済的に自立した個人なんだ」ということを認め合えるんです。お互いの経済力を理解し合えば、無理のないデートプランも立てられます。そして、お互いを思いやる心も育めるんですよ。
それに、割り勘は、カップルの長続きの秘訣でもあるんです!
特に、若いカップルや収入が限られているカップルにとっては、割り勘が経済的な安定をもたらしてくれます。そして、他の大切なことにお金を使う余裕も生まれるんですよ。
お互いを思いやる心を大切に、楽しいデートライフを送ってくださいね!
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