同棲カップルにとって永遠の悩みの種、それは「寝室を一緒にするかどうか」という問題です。
- 「一緒に寝るのが当たり前だと思っていたけど、別々がいいのかな?」
- 「でも、恋人と離れて寝るなんて寂しい気もする…」
- 「どっちが正解なの?教えて欲しい!」
こんな風に悩んでいるカップル、きっと多いのではないでしょうか。
先に謝っておきます。
この問題に「正解」はないんです。
なぜなら、カップルの性格やライフスタイルは十人十色だから。一緒の寝室が幸せなカップルもいれば、別々の部屋で過ごすのがベストなカップルだっているんですよね。
でも、私たち同棲3年目のカップルが、この問題についてずっと考えてきたからこそ言えることがあります。実は、カップルの特徴によって、どちらの選択がいいかはかなりハッキリしているんです。
同棲したてのころはよく一緒に寝ていたよね!今では基本的に別々の寝室で眠るように。もちろん、恋しくなって一緒に寝ることもあります!
じゃあなぜ私たちが別々の寝室を選んだのか。それは、今日これから紹介する「同棲で寝室を別々にしたほうがいいカップルの特徴」にピッタリ当てはまっていたからなんです。
この記事を読めば、あなたのカップルはどちらの寝室スタイルが向いているのかが分かります。寝室問題で悩んでいるなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
同棲しているカップルが一緒に寝る割合は?
家AGENTは、同棲経験のある男女100名に対し「同棲中の寝室はどうしている?」というアンケート調査を実施しました。
その結果、なんと90%以上ものカップルが一緒に寝ているという衝撃の結果が出ました。
でも待ってください。この数字だけを見て、「やっぱり同棲カップルは一緒に寝るのが当たり前なんだ!」と思ってしまうのは早計です。一緒に寝ることが正解だとは限りません。
まず若いカップルの場合、予算の都合上、1LDKに住んでいる可能性が非常に高くなります。そうなると、強制的に一緒に寝ることになるので、必然的に一緒に寝るカップルの割合が上がってしまうのです。アンケート調査の対象者が都内の方中心なら、その確率はさらに上がります。
このことから、アンケート結果をそのまま鵜呑みにしないことも重要です。
もしあなたが一緒に寝るか別々に寝るか選べるなら、これから説明する「一緒に寝るのがおすすめなカップル」と「別々に寝るのがおすすめなカップル」の特徴に当てはまるかどうかをチェックしてみてください。きっと、2人に合ったベストな寝室スタイルが見えてくるはずですよ。
同棲で寝室を一緒にしたほうがいいカップルの特徴
同棲生活において、寝室を共にすることがおすすめなカップルがいます。そんな2人の特徴をまとめてみました。
- 寝つきがいいカップル
- 同じ生活リズムのカップル
- 毎日ラブラブしたいカップル
- 忙しくて一緒にいる時間が少ないカップル
- お互いの存在が心の支えになっているカップル
これらの特徴に当てはまるなら、ぜひ寝室をシェアすることを検討してみてください。それでは、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
寝つきがいいカップル
寝つきの良いカップルにとって、同じ寝室は至福の空間です。ベッドに潜り込むと、まるで魔法にかかったかのように一瞬で夢の世界へ。
朝目覚めた時に「昨夜の夢、リアルだったね!」と興奮気味に語り合う、そんな楽しいルーティーンが生まれます。
寝つきの良さが織りなす素敵な連帯感。それこそが、同じ寝室のメリットなのです。
同じ生活リズムのカップル
同じ生活リズムのカップルには、一緒の寝室がぴったり。朝は2人で目覚まし時計に先駆けて起床し、夜は同じタイミングで「おやすみ」のキス。
この共通のルーティンが、まるで人生のパートナーとしての一体感を育みます。「今日も一緒に1日を過ごせた」というシンプルな幸せが、同棲生活の醍醐味と言えるでしょう。
歩幅を合わせて人生を歩む、そんな喜びを同じ寝室が教えてくれます。
毎日ラブラブしたいカップル
寝室が愛の巣であるカップルにとって、一緒に眠る時間は特別なひととき。ベッドに入った瞬間から始まる、2人だけの甘いセッション。
手と手を繋ぎながら今日あったことを語り合う。「大好きだよ」と囁き合ってキスをする。そんな毎晩のイチャイチャタイムは、ラブラブ度をキープする秘訣。
寝室を共有したほうが、ラブイベントが起こる確率が絶対に上がります。
忙しくて一緒にいる時間が少ないカップル
多忙なカップルにとって、1日の終わりに訪れる寝室のひとときは何よりも大切。仕事で疲れた心をお互いに癒せる時間になります。
「今日も一日お疲れさま」と言葉をかけ合い、ぎゅっと抱きしめ合う。束の間だけど、かけがえのない安らぎのひととき。忙しい毎日だからこそ、ふたりの時間を大切にできる寝室のシェアは素敵なアイデアなのです。
同じ空間で安らぎを共有することで、離れていた時間も一気に埋め合わせできます。
お互いの存在が心の支えになっているカップル
恋人の存在が、生きる原動力になっているカップル。そんな2人にとって、寝室のシェアは心の安らぎに直結します。一緒に眠ることで、「ひとりじゃない」という安心感を得られるのです。
疲れたときも、落ち込んだときも、隣で寝息を立てる恋人がいれば、きっと乗り越えられる。そんな心強さを、同じ寝室が教えてくれます。
自分たちは2人で1つ!という気持ちが強いカップルは一緒に床につくことで、その信頼はより強固なものにできるでしょう。
同棲で寝室を別々にしたほうがいいカップルの特徴
同棲生活を送るカップルの中には、寝室を別々にした方がより良い関係を築ける場合があります。ここでは、そんな特徴を持つカップルをご紹介しましょう。
- 熟睡したいカップル
- 生活リズムがバラバラなカップル
- 睡眠ルーティンが違うカップル
- 常にフレッシュな関係でいたいカップル
- どちらかが暑がり、もしくは寒がりなカップル
それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。寝室を分けることで、カップルがどのようなメリットを得られるのかを探ります。
熟睡したいカップル
質の高い睡眠を何よりも大切にするカップルには、別々の寝室がおすすめです。いびきや寝返りなど、お互いの眠りの妨げになるものから解放されて、思う存分熟睡できるはず。
毎日熟睡できれば2人の心身面はいつも絶好調。よりよい関係を築けます。
お互いに最高のコンディションで1日をスタートできる。そんな環境づくりを目指すなら別々のベッドで眠るといいでしょう。
生活リズムがバラバラなカップル
朝型人間と夜型人間。正反対の生活リズムを持つカップルには、寝室を分けるのが賢明な選択といえます。それぞれのペースを乱すことなく、自分らしい1日を過ごせるはずです。
寝室を別にすれば、寝るタイミングが違っても相手を起こしてしまう心配はありません。目覚まし時計で毎日起きたくない時間に起こされる毎日を過ごすこともなくなります。
このように寝室さえ別々にすれば、生活リズムが違ってもストレスゼロで同棲生活を過ごすことができるでしょう。
睡眠ルーティンが違うカップル
寝る前のリラックス方法が違っても、それを受け入れ合える懐の深さが同棲生活には不可欠。
1人は読書、もう1人は真っ暗にして即効寝たいなど、思い思いの時間を大切にできる環境を整えることが肝要です。
別々の寝室なら、就寝前の習慣の違いがあっても1ミリも問題になりません。お互いのルーティンを尊重し合える、それこそが成熟した関係性の証なのです。
どちらかに合わせる必要はありません。「一緒にいること」も「各々の時間を大切にすること」も、バランス良く実現できるのが寝室分離の最大の魅力といえるでしょう。
常にフレッシュな関係でいたいカップル
寝室が別々だと、「1日の終わりにさよならを言い、朝に再会を喜び合う」。いつまでも新鮮な気持ちでいられるから、マンネリ知らずの仲良しカップルでい続けられるのです。
「おやすみ」と「おはよう」が特別なイベントに。おやすみのキスも、寝室が別だとより一層甘美に感じられるかもしれません。
程よい距離感が生み出す、心地よい緊張感。それこそが、カップル関係をフレッシュに保つ秘訣なのです。「一緒にいたいとき」も「ひとりを満喫したいとき」も自由に選べる、そんな思慮深い同棲スタイルもベッドを別々にすれば叶います。
どちらかが暑がり、もしくは寒がりなカップル
「毛布が手放せない彼女」vs「扇風機が必需品な彼氏」。
「手足をすっぽり毛布におさめたい彼女」vs「手足を出して寝たい彼氏」。
そんな温度感覚の違いも、寝室が別々なら気兼ねなく対応可能。無理に合わせる必要はなく、それぞれが最適な環境で快眠できるのが大きなメリットです。
寝室は別でも、心はいつも1つ。自分が理想としている環境を大切にしたいなら、寝室を別にするのは大いにアリです。
それぞれのベッドをセミダブルにしておけば最強
寝室を一緒にするか、別々にするか選べるなら最強の選択肢があります。
それが「セミダブル以上のベッドを2つ用意すること」です。同棲の新常識といいたいくらいの名案だと勝手に思っています。
「今日は○○くんのベッドで寝かせて」「○○ちゃんのベッドでゴロゴロしたいな~」。
2つのベッドを行き来する生活、それはまるで新鮮なデートを繰り返すようなスリルがあります。
もちろん、別々に眠りたい夜だってあるでしょう。そんなときは、自分だけの時間を大切にするのもアリ。「おやすみ」の一言で別れて、それぞれの部屋へ。翌朝、恋しさ倍増で再会…なんて展開も待っているかも。
とはいえセミダブルベッドにすると、部屋が若干手狭になったり、出費もそれなりにかさみます。
でも、私は言いたい。「理想の同棲ライフのために、その程度の犠牲は大したことじゃない」と。 2つのセミダブルベッドが運ぶ、自由と心地よい緊張感。それを手に入れられるなら、多少の出費も、狭さも、きっと幸せの引き立て役になってくれます。
ちなみに我が家は2人ともセミダブル!セミダブルを1人で占領するのもなかなかいいもんですよ♪
1LDKの家で同棲しているカップルは必然的に同じベッドになる
1LDKという限られた空間で暮らすカップルにとって、寝室のシェアは避けて通れない運命。
少しでも快適な眠りを実現するなら、ダブルベッド以上を選ぶのがマストです。
しかし、もし「別々に寝た方がいいカップル」の特徴に当てはまるなら、話は別。同棲前なら1LDKで同じベッドを共有するよりも、思い切って2LDKを探してみるのがおすすめです。
2LDKとなると家賃も高くなります。でも、2人の幸せな眠りのためなら、その出費も悪い投資でしょう。「上質な睡眠は、仕事だけでなく、2人の関係にも良い影響を与える」と考えれば、むしろ必要経費といえます。
1LDKでの同棲生活、ベッドのシェアは宿命とも言えますが、だからこそ工夫が大切です。ベッドサイズや事前の部屋選びにこだわることで、2人の幸せな眠りを手に入れましょう。
おわりに:一緒に寝るかどうかは2人次第!
いかがでしたか?同棲カップルの寝室事情、じっくり考えてみると奥が深いですよね。
でも、最後に覚えておいてほしいのは、一緒に寝るか別々に寝るかの選択に、絶対的な正解はないということです。
カップルによって、ライフスタイルも、大切にしたいことも違います。だからこそ、私たちにできるのは、自分たちのカップルの特徴をよく見つめて、2人にとってのベストを選ぶこと。
もしかしたら、寝室のスタイルを変えてみたら、今までとは違った幸せな同棲生活が待っているかもしれません。勇気を出して、新しいスタイルにチャレンジしてみるのもおすすめですよ。
この記事が、あなたとあなたの恋人にとって、幸せな眠りを見つけるきっかけになれば嬉しいです。
今日紹介した「一緒に寝るのがおすすめなカップル」と「別々に寝るのがおすすめなカップル」の特徴を参考に、ぜひ話し合ってみてくださいね。
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