- 依存カップルの定義を知りたい
- 依存カップルになる危険サインを知りたい
- 依存カップルにならないための方法を知りたい
あなたに質問です。
以下の依存カップルの例にいくつ当てはまっているでしょうか?
- 自分自身の興味や趣味を持っていない。
- 相手の意見に全く反論できなくなっている。
- 相手に会えないとストレスや不安を感じる。
- 相手の承認欲求に合わせて自分を変えてしまっている。
- お互いのスケジュールが似ていて、一人の時間が少ない。
1つでも当てはまるものがあるとすれば、それは依存のサインかもしれません。
カップルの何気ない日常から依存は始まります。
最初は見えないほどの小さな穴。
しかし、やがて取り返しのつかない大きな穴まで広がっていきます。
本日紹介する「パートナーに依存しないための五の約束」の約束を守っていただくことで、自分自身を大切にし、相手との関係をより良いものにすることができます。
パートナーに依存しないことは、ふたりにとってハッピーな選択です。
今回のお題は結構きつめだね。汗
でもここから目をそむけるべきじゃないね
ふたりで乗り越えますか!!
相手がいないと不安を感じたりイライラしたりするのは依存のサイン
依存しているカップルは、冒頭でも触れたとおり以下のような兆候があるカップルを指します。
- 自分自身の興味や趣味を持っていない。
- 相手の意見に全く反論できなくなっている。
- 相手に会えないとストレスや不安を感じる。
- 相手の承認欲求に合わせて自分を変えてしまっている。
- お互いのスケジュールが似ていて、一人の時間が少ない。
もう少し平たくいうと、
「一人で行動できない」
「自分自身で決断することができない」
「常に連絡していなければ不安になる」
など、相手がいないと不安を感じたりイライラしたりする状態です。
カップル依存は、対象が恋人だからカップル依存。これはタバコやギャンブルに依存している状態ともよく似ています。それが人であるゆえに依存の仕方は多様化していますが、すべて同じです。
タバコも最初の1本が2本となり10本となるように、カップルの依存もどんどん重たくなっていきます。それくらい依存には中毒性があるのです。
サイアクなのが、そうなってしまったが最後、依存関係をつなぎとめるためだけに、「急に怒り出す」、「急に泣き出す」といった、極端な言動や行動をとってしまうなんてことも。
そういった人たちの多くは、潜在的に「依存をしない」という選択に対して大きな恐れを感じています。そして、依存している状態が心地いいがために、その居場所を守ろうと、依存状態を正当化してしまうのです。
ということでここからは、依存させてしまう人、依存してしまう人の両方の観点から解決できるように「パートナーに依存しないための五の約束」を見ていただければと思います。
自分たちが少しでも依存していると感じているのなら、きっとこの内容はタメになるでしょう。なぜなら、私たち自身、これらを意識して依存しない自立した付き合い方が実現しているからです。
パートナーに依存しない五の約束
本日紹介する内容は以下のとおり。
- 一の約束:相手のわがままをなんでも引き受けない
- 二の約束:連絡の返信は距離感に合わせて適度に
- 三の約束:自立した考えを持つ
- 四の約束:自分だけの趣味(時間)を持つ
- 五の約束:自分磨きをする
これらの約束を守ることで、自分自身を大切にし、相手との関係をより良いものにすることができます。パートナーに依存しないことは、ふたりにとってハッピーな選択です。それでは1つずつみていきましょう!
一の約束:相手のわがままをなんでも引き受けない
事の大小に関わらず、どんなわがままでも一つ返事で叶えてしまうのは、長い目で見ると相手にとってイイコトとはいえません。
あなたが頼み事を10回100回とホイホイ聞いているうちに、「私(僕)のこと好きなら聞いてくれるよね」という人間に育ててしまいます。つまり、頼み事を聞いてくれることがノーマルです。これは、いざ断ったとき「なんで私(僕)の頼み事聞いてくれないの!」というトラブルに発展することを意味します。
なので、ホントに相手のためを思っているなら、あなたには、あなたなりの都合があるということを相手にわかってもらう努力をしてください。
それでも、「なかなか断るのは難しい」と思っているとしたら、「もしかして相手のことより、わがままをすべて聞かないと嫌われるかもと思う自分のことを心配しているのでは?」と自分を疑ってください。
その場合、一度、お互いの気持ちを正直にぶつけて、関係をフラットに戻すことを最優先にしましょう。
二の約束:連絡の返信は距離感に合わせて適度に
いつ寝てるの?
ってレベルで毎回鬼の速度で返信していませんか?
それ、やめてください。そんなことを繰り返していると、「あの人にLINEすると一瞬で返ってくる」という印象を与えます。つまり、相手に過剰な期待を抱かせてしまう危険性があるということです。
このことから、お互いの距離感に合わせて適度に返信することが大切です。付き合いの時期に応じた”適度な連絡頻度”というのを探っていきましょう。
三の約束:自立した考えを持つ
相手のことが好きになりすぎると、相手に合わせてあげたい思ってしまうもの。それは素晴らしいことでもあるんですが行き過ぎると、依存体質を招きます。
どこで遊ぶのも、どこでご飯を食べるのも任せっきりになると、最初は相手のためだったはずなのにいつしか、「自分の判断基準」がなくなってしまいます。
自分で決められない=決めてくれる人がいないと不安=依存の構図が出来上がります。
そうならないためには、普段から「自分はどうしたいのか」「なにをしたいのか」という、自分自身の価値観や意見を持つことで、お互いがより自立し合える良好な関係を築くことができます。
四の約束:自分だけの趣味(時間)を持つ
誰とも(パートナーとも)会わずに、自分だけの時間を持つことをおすすめします。自分自身の時間を過ごすことで心にゆとりができます。このゆとりが、相手との時間をより良いものにするのです。
なので、すでに一緒に住んでるカップルは、できるだけ「個」の時間、そして物理的スペースを作れるように工夫しましょう。
そのあいだは、自分の趣味に打ち込んだり、思い切って新しい趣味を探すのもおすすめです。ほかにも、本を読んだり、新しいことを学習するのもいいかもしれません。
自分だけの時間を充実させるルールとしては、メールや電話でのやりとりもOFFにするということ。あくまで自分一人の空間を作ることに専念してください。このとき、事前に相手に伝えておくのもいいでしょう。
このようにメリハリを持った関係を目指すことで、依存しない素晴らしいふたりが実現します。
五の約束:自分磨きをする
依存する人に多いのが「自分に自信がないひと」です。
そこで私がすすめたいのは「自分磨きをすること」です。パートナーとの関係を良好に保ちながら、自分自身を成長させることは、健全な関係を築くための重要な要素です。
自分磨きをすることで、自分自身が充実していると感じることができ、自信を持ってパートナーと接することができるようになります。
そのためには、まず、自分がどうなりたいかを強くイメージして目標を立てることが大切です。そして、あとは行動あるのみ。
とはいえ、そもそも自分に自信がない人はそのイメージが上手くできないかもしれません。
これには方法があります。紙とペンを用意してください。
こに「自分の嫌いなところ」をすべて紙に書き出すのです。
「お腹が出てる」「肌が荒れている」「人見知りが激しい」など。人には必ず自分の嫌いな部分があります。イヤな気持ちを我慢して、一旦全部書き出してください。
ここからが重要です。
書いた内容と逆のこと書いてください。(以下、例)
「お腹が出てる」⇔「痩せている」
「肌が荒れている」⇔「肌がきれい」
「人見知りが激しい」⇔「めちゃくちゃ社交的」
どうでしょうか。実はこれがあなたの理想イメージです。最初に欠点を書いてその逆を書くことで、あなたがどうなりたいかが簡単にわかります。なぜなら欠点は「あなたが気にしているところ=直したいところ」だからです。
さて、ここから導き出した「なりたい像」から逆算して「どうやってなるか」を考え書き出します。
「痩せている自分になるためにはどうしたらよいか?」
⇒ダイエットの目標を立てる
⇒食事に気を遣う
「肌がきれいな自分になるためにどうすればいいか?」
⇒皮膚科へ行く
⇒スキンケアを一新する
⇒生活習慣を改善する
このように「HOW(どうやって)」の形で疑問を問いかけていくと答えを「見える化」できます。この答えは具体的であればあるほど叶えやすくなります。
少々脱線しましたが、自分に自信を持てるようになれば依存体質からはオサラバできます。
おわりに:依存しないこと=ふたりにとってハッピーな選択
以上が、「パートナーに依存しないための五つの約束」でした。
これらの約束を守ることで、よりよい関係を築き、自分自身を大切にすることができます。
「依存しない」ということは、ふたりがそれぞれに自立性を持って生きているという証拠。
これが出来たときはじめて、お互いのことを本当の意味でわかり合えるようになるのです。
変わるのは今日からでもできます。
自分のために。そして何よりパートナーのために。依存しない人生を選択してください。
今まで恋愛で苦しい思いをしてきた、恋愛に振り回されてきたという方が変わるきっかけになれば幸いです。
最後にひとこと言わせてください。
あなたは、あなたであるだけで、最高に価値のある人間です。
すべてのカップルに幸あれ!
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