同棲を始めて3年が経ち、私たちなりの家事分担のコツを見つけました。
今ではストレスなく幸せに暮らしています。
でも、最初の頃は、お互いの価値観や生活習慣の違いに戸惑い、なかなか理想的な家事分担にたどり着けませんでした。
何度も試行錯誤を繰り返す中で、ようやく私たちなりの方法を編み出すことができたんです。
今回はそんな私たちの体験をもとに、同棲カップルに向けて家事分担のコツをお伝えしたいと思います。
同棲カップルが家事分担でもめる理由は「不平等感」が9割
実は、同棲カップルの中でもめごとの原因として最も多いのが、この「家事分担」なんだそう。
その理由が不平等感です。
「自分ばかりが家事をしている」「相手は全然家事をしない」といった不平等感は、カップル間の大きな溝になりかねません。
特に、どちらかが家事の負担が重すぎると感じてしまうと、不満がたまり、いずれ爆発します。
実際、私たちも最初のうちは、食器洗いを巡って小競り合いを繰り広げていました。
「昨日は私が洗ったから、今日はあなたの番!」「えー、でも俺、料理作ったよ?」なんていう会話が日常茶飯事。まるで「いたちごっこ」のように、平行線をたどるばかりでした。
つまり、この家事分担の不平等感が不満を引き寄せているのです。
家事の細分化が、不平等感解消の第一歩【解像度を上げよう】
家事は大きく分けると、「料理」「洗濯」「掃除」の3つに分類できます。
でも、この3つをそれぞれひとくくりにして分担してしまうと、どうしても不平等感が生まれてしまうんです。
例えば、料理と洗濯は彼女担当、掃除は彼氏担当と単純に分けてしまうと、彼女の負担が重くなりすぎてしまいます。
だからこそ、それぞれの家事の要素を細かく分解して、役割分担していくことが大切なんです。
「料理」を細分化してみると…
- 夕食を作るとき、冷蔵庫に残っている食材を確認して献立を考える
- 足りない食材をスーパーなどに買いに行く
- キッチン器具などを準備&食材を洗う・切るなど下処理
- 調理する
- テーブルのセッティング
- 調理の後片付け
- 食後の洗い物
…など、だいたい7つの工程から成り立っています。
「洗濯」を細分化してみると…
- 洗濯物を集める
- 洗濯機に洗濯物を入れる
- 洗剤を入れて洗濯機を回す
- 洗濯物を干す
- 乾いた洗濯物を取り込む
- 洗濯物をたたむ
- たたんだ洗濯物をしまう
…など、7つの工程に分けられます。
「掃除」を細分化してみると…
- リビングの掃除機かけ
- 部屋の掃除機かけ
- トイレ掃除
- お風呂掃除
- キッチン掃除
- 拭き掃除
- ゴミ捨て
…など、場所によって7つ以上に分類できそうです。
合計すると21項目にもなるのか。結構多いですね!まずは「家事=ラク」という感覚を捨てましょう。
家事の時短家電を上手に使えば1年で73万円得する!
まず、以下のような家事の時短家電を検討してみることを強くおすすめします。
- ロボット掃除機
- 食器洗い乾燥機(食洗機)
- 乾燥機付きドラム式洗濯機
なぜなら、これらの家電を上手に使えば掃除・洗い物・洗濯の負担を大幅に減らしてくれるからです。
それだけではありません。まわりまわって将来的に大きな節約になるんです。
これは時給換算すればすぐに答えがでます。
「令和2年版 厚生労働白書」の一般労働者(正社員・正職員)の平均時給は2,005円でした。なので、「2,000円」という数値を使って計算します。
仮に、時給2,000円のカップルが毎日1時間ずつ家事の時間を減らせたとしましょう。
これを計算してみると以下のようになります。
2,000(円)×1(時間)×365(日)=73万円
つまり、1年で73万円の時短効果が得られるということです。
さらに、その分の時間を副業や自己投資に充てれば、収入アップのチャンスにもつながります。家事の時間を減らすことで、人生全体がグレードアップするんです!
だからこそ、時短家電への初期投資は惜しまないのがおすすめ。最初こそ痛い出費にはなるものの、時間とストレスの解消を考えれば安い買い物です。
タイパ(タイムパフォーマンス)が騒がれている現代こそ、時短家電は必須。それぞれの最強の1台を紹介しますね。
ロボット掃除機(X10 Pro Omni)
自動で部屋中を隅々まで掃除してくれるので、日々の掃除の手間が劇的に減ります。特に、ペットを飼っている家庭では、毛の掃除が大変なのでロボット掃除機の出番が多いはず。
しかも、こちらは水拭きもしてくれるモデルなのでさらなる時短効果が期待できます。(水拭きしたモップも自動洗浄)
最上位モデルとだけあって、他のロボット掃除機よりも少し高めの出費にはなりますが、長い目で見れば絶対にお得な投資ですよ!
食器洗い乾燥機(NP-TSK1-H)
大量の食器を一気に洗えるので、手洗いの何倍も効率的。高温洗浄で食器をしっかり除菌できるのも大きなメリットです。手荒れが気になるカップルにとっては、特に嬉しい家電ですよね。
しかもこのモデルは「少ない水でキレイに洗える」とのうたい文句どおり、1年で8,000円以上の節水が実現可能だそう。
節約できて、手荒れしなくて、時間も余っていいことづくし。
これがあればカップルで夜の団らんの時間を毎日15分増やせるなんて素敵ですね。
乾燥機付きドラム式洗濯機(ES-X11A-TR)
洗濯から乾燥までを一気に完結できるので、洗濯にかかる時間と手間が格段に減ります。
天気に左右されずに、夜遅くでも洗濯ができるのは本当に助かります。また、部屋干しによる生乾き臭の悩みともサヨナラできるのが嬉しいポイント。
洗濯物を外に干す必要がないので、マンションやアパート暮らしのカップルにもぴったり。
また、こちらの洗濯機は「洗剤の自動投入」があるので毎日1分ほどの時短。(365日換算で6時間の時短)
忙しい二人の生活を、強力にサポートしてくれる頼もしい味方です!
もちろん、これらの家電を全て揃えるとなると、初期費用はそれなりにかかります。でも、長い目で見れば、2人の時間と労力の節約になること間違いなし。将来的には、かけた費用以上の価値を生み出してくれるはずです。
私たち流・家事分担を円満に進める7つのコツ
さて、ここからが肝心の、私たちが実践している家事分担円満の秘訣です。
ぜひ参考にしていただき、皆さんの同棲ライフに役立ててください。
コツ①:お互いが家事を一通りできるようにしておく
家事分担をスムーズに進めるためには、2人ともある程度の家事スキルを身につけておくことが大切です。
さきほど紹介した料理、洗濯、掃除の細かい21項目は一通りできるようにしておきましょう。
そうすることで、どちらかが忙しいときや体調不良のときにも、もう1人がサポートできる体制が整います。
もちろん、最初から完璧を目指す必要はありません。
できないことは教え合いながら、徐々にスキルアップしていけば良いのです。
2人で一緒に成長できる喜びを感じながら、家事に取り組んでみてください。
「お互い様」の精神で助け合えるのは、同棲ならではのメリットですよね。
コツ②:得意分野を考慮して大まかに役割分担する
お互いの得意不得意や生活パターンを考慮して、大まかな役割分担を決めておくのも効果的です。
例えば、毎日外出するりーちゃんはゴミ出しを担当することで、しーちゃんはゴミ出しのことを考えずに済みます。一方、在宅ワークのしーちゃんは、部屋の掃除を済ませておくなど。
このように、お互いの状況に合わせて柔軟に分担を決めることで、無理なく家事をこなせるようになります。「これは私の仕事」「これはあなたの仕事」と明確に線引きすることで、不平等感も解消されるでしょう。
ただし、固定化しすぎるのは禁物。状況に応じて臨機応変に対応することも忘れずに。
さきほども触れたとおり、時と場合によっては、お互いにフォローし合える関係性を築いておくことが大切ですよ。
コツ③:定期的に家事分担について話し合う
せっかく決めた役割分担も、生活状況の変化に合わせて見直していく必要があります。
そのために、定期的に家事分担について話し合う「家事会議」を開催するのがおすすめ。
この会議では、お互いの不満や要望を率直に伝え合いましょう。
「最近、仕事が忙しくて家事が負担に感じている」「もう少し手伝ってほしい」など、胸の内を素直に話すことが大切です。その上で、必要に応じて役割分担を調整していきます。
心に余裕ができたり、仕事が落ち着いたら家事分担の割合を変えられるように「定期的」に話し合う場を設けておくことが大切です。
私たちの場合は、月に1回のペースで実施しています。
ただ、どちらかが不満を感じたときは、そのタイミングで臨時会議を開くようにしていますよ。小まめにコミュニケーションをとることで、溜まりがちな不満を解消するのです。
会議といっても大それたものではなく、「最近、疲れているからあんまり料理できなくなるかも」などと、意見をいうこと。
そしたら、「今月は外食多めにしようか」とか「カンタンなものならしばらくオレが作るよ」などといった解決策を提案するイメージです。
コツ④:相手に完璧を求めすぎない
家事に完璧を求めすぎるのは、同棲生活の大敵。特に、几帳面な人は要注意です。
たとえパートナーが自分とは違うやり方で家事をしていても、あえて口出しを控えることが大切なんですよ。
なぜなら、家事のやり方に正解はないから。「洗濯物のたたみ方が雑」「料理の味付けが薄い」など、些細なことで相手を責めてしまっては、モチベーションを下げてしまいます。
自分だって完璧にできているわけではないはず。多少の落ち度は許容し合える懐の深さが必要ですよ。
とはいえ、あまりにもやり方が気になる時は、こんな風に伝えるのがおすすめ。
「◯◯してくれてありがとう。もしよかったら、次は△△してみてくれると嬉しいな」と、まずは感謝の気持ちを伝えつつ、さりげなくリクエストするのです。
相手のやる気を削がずに、上手に改善を促せるはずですよ。
そもそも上手なやり方がわからないという場合があるので、その場合はやり方を丁寧に教えてあげるとか、しばらく役割を交代してあげるとか対策を練りましょう!
コツ⑤:どうせやるなら楽しめる工夫をする
家事は毎日のことだから、正直言ってつまらない作業に感じてしまうこともありますよね。
でも、ちょっとした工夫で、家事を楽しみながらこなせるようになるんです。
私たちの例を出すと、料理をする時に好きな音楽をかけたり、掃除をする時にオーディオブックを聴いたりするのがおすすめです。
そんな時は、イヤホンをつけてオーディオブックを聴きながら家事をするのが私流。
好きなストーリーに耳を傾けながら家事をすれば、それほど苦になりません。
むしろ、物語の世界に浸りつつ、体を動かせるのが最高の気分転換のひとつになっています。
また、家事の合間に小さなご褒美を取り入れるのも効果的。
洗濯物を全部たたみ終わったら、美味しいコーヒーを飲む。トイレ掃除が終わったら、好きなお菓子を食べる。
こんな風に、家事の達成感にプラスαの喜びを加えることで、モチベーションを維持できるはずです。
時には、家事を2人でやってみるのも楽しいですよ。
一緒に料理を作ったり、雑談をしながら掃除をしたりすれば、家事の時間が交流の時間に早変わり。協力し合うプロセスを通して、絆もより深まるはずです。
工夫次第でいくらでも楽しみようはある!楽しくするためにもさきほど紹介した「家事会議」は必須です!
コツ⑥:余裕がある方が率先して家事に取り組む
私たちの場合、しーちゃん(♂)はフリーランスで基本的に自宅で仕事をしています。
一方、りーちゃん(♀)は会社勤めで、平日は1日の大半を外で過ごしています。
そんな状況の中、家事の多くをしーちゃんが担当することで、スムーズに家事をこなせているんです。
自宅にいる時間が長いしーちゃんが家事をするのは、効率的であるだけでなく、必然でもあります。家にいる時間が長いからこそ、細かな家事にも気づきやすいですからね。
トイレに行ってトイレットペーパーが減ってきたことに気付いたから補充するとか、休憩がてらヨガをしようと思ったらマットがホコリだらけになっているから掃除機。ついでに全部掃除機。
こうした自然な流れで家事を進められるのは、在宅ワークならではのメリットですね。
とはいえりーちゃん(♀)も、休日や仕事が早く終わった日は進んで家事に取り組むことを心がけています。
お互いの状況を見ながら、フレキシブルに家事を分担する。それが、私たちなりのバランスなのです。
コツ⑦:感謝の気持ちを忘れずに!
最後に、これが一番大切なポイントかもしれません。
パートナーが行ってくれた家事に対して、日頃から「ありがとう」の言葉を伝えること。
些細なことでも、感謝の気持ちを言葉にすることを習慣づけましょう。
「いつもゴミ出しをしてくれてありがとう」「美味しい料理を作ってくれて感謝してるよ」など、具体的に伝えるのがポイントです。
感謝されることで、家事へのモチベーションもぐんとアップするもの。お互いを認め合い、労い合える関係性を築くことが、家事分担円満の秘訣なんです。
逆に、感謝の言葉を言わないでいると、「自分の頑張りを認めてくれない」と不満が募ってしまいます。「ありがとう」は、家事分担を円滑に進めるための魔法の言葉。
恥ずかしがらずに、積極的に使っていきましょう!
あたり前のことを当たり前にしないことが大事。
それでも大変なら「家事代行サービス」の利用を検討してみよう!
でも、いくら工夫しても、家事が大変だと感じるなら、「家事代行サービス」を利用してみるのはどうでしょう?
プロの力を借りることで、まるで魔法のように家事の負担が軽くなるんです!
掃除の場合だと、、、
窓ガラスの拭き掃除、レンジフードやエアコンの掃除、浴室の徹底清掃、キッチンの大掃除など、月1回のペースで頼むだけでも、家事の負担は驚くほど変わります。
料理の場合なら、1週間分の作り置きメニューを作ってもらうのがおすすめ。
冷蔵庫には美味しそうなおかずが並び、食費の節約にもなる。まさに一石二鳥!毎日の食事の準備が楽になれば、時間に追われる日々にもゆとりが生まれます。
このように、普段自分たちでは手が回らない部分を、プロの力を借りてカバーする。それが、家事代行サービスを利用する醍醐味なのです。
きっと、家事に追われない、自由で豊かな時間が手に入るはずですよ♪
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定期 | スポット | |||
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1週間に1回 | 2週間に1回 | 4週間に1回 | 今回だけ | |
2時間〜 | 2,790円 | 2,890円 | 3,190円 | 3,490円 |
1時間 | 3,190円 | – | ||
交通費 | 1回あたり 880円 |
※料理代行の場合
利用頻度 | 定期 | 単発 | ||
---|---|---|---|---|
1週間に1回 | 2週間に1回 | 4週間に1回 | 今回だけ | |
1時間あたり の料金 | 2,790円 | 2,890円 | 3,190円 | 3,490円 |
交通費 | 1回あたり 880円 |
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さらに、お試しプランもあるので、初めての利用でも気軽に試せるのが嬉しいポイント!
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家事代行サービスを検討しているなら、本当に必要になったときのために会員登録だけでもしてみましょう。
おわりに:家事分担は上手に手を抜くことも忘れちゃダメ
家事分担は永遠の課題かもしれません。
でも、今後は完璧主義とはおさらばしましょう!
時には手を抜くことも、素敵な同棲ライフを送るためには必要不可欠です。
「ここまでやればOK」という、ゆるふわボーダーラインを設定することが、家事分担の神髄。
そこを踏まえた上で本日紹介したコツやラクするためのライフハックを取り入れてみてください。
これが不平等のない、愛に満ちた家庭を築いていく土台になるのです。そうすれば、時には手抜きしつつ、時には協力し合いながら、2人なりのペースを見つけていけます。
ここまで記事を読んでくれたあなたは、将来、お子様に恵まれたときにも円満に解決できるはずです。
お2人の幸せを願っております。それではまた!
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