- ディズニー実写作品を無料で観たい!
- 作品ごとの魅力をざっくりと参考にしたい!
- ディズニー実写作品のランキングに興味がある!
世界中から愛され、数々の名作を世界に送り出してきたウォルト・ディズニー・スタジオ。
日本でいうところの「アメリカのジブリ」的な位置づけだと思っています。
そのなかで、近年の映像技術の発達も手伝って、アニメの世界から飛び出して実写映画化された作品たちを、今回はランキング形式で紹介していきます。
「ディズニーの実写映画」という単語を聞くだけでも、ディズニー好きの私はテンションが上がってしまいます♪
皆さんのお気に入りの作品が見つかるようにお手伝いできればなと思います!!
では、早速ランキングに入っていきます♪
第10位 PAN~ネバーランド、夢のはじまり~(2015)
あらすじ
ロンドンの孤児院で暮らす少年ピーター。赤ん坊の頃に運命によって引き離された、母親を探すたまに、ネバーランドに向かった。そこは、妖精や人魚たちの夢のように色鮮やかな世界だったが、恐ろしい海賊に支配された世界でもあった。はたしてピーターは母親に巡り会うことができるのか・・・。
ものすごく不思議で、綺麗な物語です。
本作は、一般的に知られているピーターパンよりも前のお話で、いわゆる”始まりの物語”なのでオリジナルのピーターパンの物語とは”別物”として観るのがポイントです。
ピーターパンは、大人になれない子供ではなく、強くあろうとする勇敢な子供なんだなと実感できる作品です。
そして、個人的に驚いたことを1つ紹介させてください。
私の知っているピーターパンのフック船長は、悪役で子どものときはなんとなく恐いイメージがありましたが、この物語のフックはすごく良い奴だったんです!(若いときのフックはこんな感じだったのね!?)
ラストは孤児院の子供たちみんながネバーランドで幸せに暮らすんだろうなと思わせる終わり方がとても素敵で印象に残りました。
この映画の特徴
- 続編を匂わす伏線の数々
- 戦闘機と海賊船の空中戦がかっこいい
- 先住民のカラフルな衣装やメイクが素敵
第9位 ダンボ(2019)
あらすじ
サーカス団に飼われている、”大きすぎる耳”を持つ小さな子象の「ダンボ」。空を飛ぶことができるダンボは、サーカス団の家族の力を借りて、引き離された母親を助けるために、新しい一歩を踏み出す!
1941年製作のアニメ『ダンボ』をベースにした、オリジナル脚本によるファンタジー。
大きな耳を持つダンボは、サーカスの人間から笑いものにされ、デビューを果たした時には、観客からも笑われてしまい、そんな我が子を守ろうと母ジャンボは大暴れ。
その後、檻に閉じ込められて売り払われてしまい、ジャンボとダンボは離ればなれになってしまい、物語は動き出します。
ダンボとの出会いを通じて、夢と希望を取り戻していく人々を描いた希望と奇跡のファンタジー・アドベンチャーです。
実写版だからか、アニメ映画よりも人を中心にしたストーリーになっており心が突き動かされるシーンが多かったように思います。
ダンボの愛くるしい目や感情をしっかり感じることができるCG技術には脱帽です。
楽しく、切なく、爽快で、バランスの取れた作品だと感じました。
この映画の特徴
- ジャンボとダンボの親子愛に注目
- 深みのある大人でも楽しめるストーリー
- 監督は、 『チャーリーとチョコレート工場』などで有名なティム・バートン
第8位 マレフィセントシリーズ(2014~2019)
あらすじ(マレフィセント)
ある国にオーロラという王女が誕生し、お祝いに3人の妖精から祝福の魔法をかけられた。幸福感で溢れている城に、魔女のマレフィセントが現れて、お祝いに呼ばれなかっ腹いせに呪いをかける。はたしてオーロラ姫はどうなってしまうのか・・・。マレフィセントの正体とは・・・。
あらすじ(マレフィセント2)
マレフィセントが真実の愛を見つけた数年後が舞台。永遠の眠りから覚めたオーロラ姫がフィリップ王子のプロポーズを受け入れた。2人の結婚式の日、新たな危機が迫る・・・。マレフィセントの”究極の愛”が今、試される。
この作品はかなり攻めてます!
というのも本作品のような有名な話を、ヴィラン側を主人公にしてやってみようというアイデアが非常に奇抜で面白い発想でした。原作では完全なる悪の象徴である”マレフィセント”の印象が実写ではガラリと変わり、真実の愛を悟るといったとても素敵な感じになってます。
とはいいつつも、見方によっては善にも悪にも捉えられる複雑な人物像であり、意見が分かれるところなので是非皆さんの目で確かめてほしいです!
そしてこの映画のいちばんの見どころはやはり、マレフィセント演じる「アンジェリーナジョリー」の美貌と演技力でしょう。
妖艶さを纏い、冷酷さを出しつつもその中に愛情をのぞかせる表現力は、流石のハリウッドを代表する女優で最高でした!
ディズニーの悪役の中には、悪役だけど魅力的なキャラもたくさんいるので、是非ディズニーの他の作品でもやってみてほしいなと思いました。
この映画の特徴
- 人の醜さと欲望の渇望への風刺
- 自立した女性像の体現を体感できる
- ダークな映画かと思いきや暖かいストーリー展開というギャップが○
第7位 魔法にかけられて(2008)
あらすじ
おとぎ話の世界アンダレーシアで暮らすジゼル。エドワード王子と出会い婚約を決めるが、魔女に騙され、現代のニューヨークに飛ばされてしまう。そこで弁護士のロバートに出会う。一緒に過ごすうちに彼女の素直で優しい姿に惹かれていくロバート。しかし、ジゼルを追って現代にやってきたエドワード王子や家来たちの登場で、ニューヨークの待ちは大パニック!
ディズニーの実写の中ではあまり高く評価されていないようですが、個人的には素晴らしい作品だと思っています。
いちばん初めのアニメーションからディズニーのお家芸を惜しみ無く披露して、最終的に新たなフェーズ(試み)への意志を、しっかりと残して終わる流れは秀逸でした。
ディズニーの世界観をわかりやすく伝えるために誇張した演出は、間違いなくディズニーファンには刺さるし、それを逆手にとった笑いやストーリー展開はディズニーの知識が無い人にも理解しやすく、万人に楽しめるように作られています。
この映画の特徴
- 他にもプリンセスなど様々なオマージュが沢山ある
- コメディ要素も強いので笑いながら観れる(そして名曲多数)
- リトル・マーメイドの「part of your world」が流れていたり、白雪姫を連想する毒りんごが出てきたりと「ディズニー小ネタ」を探すのが楽しい
第6位 ライオンキング(2019)
あらすじ
いろいろな動物が生きているサバンナの王国、プライドランド。そこの王は、ムファサと呼ばれる1匹のライオンだった。彼にはシンバという子供がいた。シンバは「いつか父のような王になりたい」と夢見ていた。しかしある悲劇によって父ムファサを失い、シンバ自身も王国から追い出されてしまう。しかし、外の新しい世界を知ったシンバは、自らの運命に立ち向かっていく。
サバンナを統治するライオンの王ムファサの息子として生まれたシンバが、叔父のスカーの陰謀により、父を失い、祖国を追われる失意の底から、様々な出会いを経て這い上がり、王の座へと返り咲く様を描く、1994年公開のアニメーション映画をフルCGで実写化したディズニー映画です。(息継ぎなしで言えた人優勝)
動物達は実写でしょ?と目を疑うほどのクオリティーで、作り手の意のままに描く「超実写版」と銘打たれた本作は、その言葉通りで躍動感や質感はリアルそのものでした。
内容もアニメとの乖離がなく忠実に描かれていたと思います。
ストーリーはシンプルだけれど、人間の世界に通ずるものがあって、憎悪が生む新たな憎悪、裏切りと暴走、信頼と成長が垣間見えます。
ムファサの言葉とシンバの覚悟を、人間である私たちも、男として!父親として!学ぶべき点は多いのではないしょうか。
そして、ハクナマタタ精神は忘れてはならない!
この映画の特徴
- 動物の世界観を壮大かつリアルに実写化
- 映像レベルが特筆するほどのハイクオリティ
- フルCGなのに大自然に癒される(木々や川や虫も本物同然)
第5位 メリー・ポピンズ 二部作(1965~2019)
あらすじ(メリー・ポピンズ)
ロンドンに住む銀行勤めのバンクス氏は、厳格で気難しい男。妻のフレッドも女性参政権運動に夢中で、子供たちの世話まで手が回らない様子。二人は娘ジェーンと息子マイケルのためにベビーシッターを探していた。子供たちは自分の夢にピッタリの、『優しくて美しい、魅力的な人』がいいとバンクス氏に手紙を書いたが暖炉の中に捨てられた。ところが翌朝、パラソルを開いた若い女性がフワフワ空からやってきた。
あらすじ(メリー・ポピンズ リターンズ)
この物語は、前作から20年後が舞台。子供だったマイケルが大人になり、家庭を持つ親に。妻の死や金銭的な問題で家の中も常に荒れ放題だった。そんな時、苦しんでいる彼の前へ再び魔法使いのメリー・ポピンズが姿を現した。
大恐慌に見舞われているロンドンで、大人になったジェーンとマイケルは、思い出がたくさん詰まった大事な家を失うピンチに追い込まれます。
そんな中、マイケルの子どもたちの前に空からメリー・ポピンズが現れて、次々と奇跡を起こしていく名作ミュージカルの続編です。
映像技術の進化で、カラフルでメルヘンな世界観が鮮やかに表現されていて、アニメーションがより自然に実写と馴染んでいてよかったです。
子どもたちの冒険要素もあり、ドキドキハラハラするシーンも楽しめます。
続編ならではの、前作の小道具登場や、特徴的なシーンが出てくるのは楽しめます。前作未鑑賞の方は、是非鑑賞してからこちらの作品観るのがおすすめです。
家族は時の流れとともに形を変えていくものだけど、時代の荒波に呑まれそうな時こそ力を合わせて、支え合っていきたいと思わせてくれました。
そして彼女のエレガントでキュートな雰囲気、グッとくるメッセージ。
メリー・ポピンズ最高!(語彙力)
この映画の特徴
- 映画で使われている家具や洋服が美しい
- 原作を知らなくても楽しめる内容になっている
- 独特の世界観で織りなす歌やダンスが素晴らしい
番外編:ウォルト・ディズニーの約束(2014)
あらすじ
1961年、パメラ・L・トラヴァースは、ウォルト・ディズニーが長年熱望する「メリー・ポピンズ」の映画化について話し合うためにロサンゼルスに向かう。傑作児童文学の著者である彼女は気難しい性格で、脚本・演出のすべてに注文をつけ周りを困惑させる。
パメラが頑なに「メリー・ポピンズ」を守ろうとするのには、幼少期の父親との思い出に理由があった。それを知ったウォルトは彼女にある”約束”をする…。
メリーポピンズがもっと好きになる映画です。
ウォルト・ディズニーが、娘の大好きな本を映画化したいがために、メリー・ポピンズの作者、パメラを口説き落とそうとするのですが、一筋縄ではいかない!
ロンドンからディズニースタジオのあるLAに招くだけでも一苦労。
※映画の最後に、打ち合わせ時の彼女の肉声が流れるのですが、凄まじい威圧感と作品への愛によるエネルギーを感じます。
ウォルトもスタジオのスタッフも、彼女を説得することに試行錯誤を重ね、やっとの思いで協力を得ます。
一方で、彼女の幼少期の物語も進んでいくのですが、それがとっても、とっても悲しくて、愛に溢れたストーリーでした。(これがメインです)
邦題はキャッチーな感じでまとまってますが原題は「Saving Mr.BANKS」といって、パメラのお父さん、バンクスさんを救う物語なんですね。
この映画を観れば、なぜ”メリー・ポビンズ”が生まれたのか、より深く理解できます。
この作品を通して「メリーポピンズ」に掛けられた思いの丈を知って、作品の見方が大きく変わりました。
この映画の特徴
- エンディングの打ち合わせ音声が超貴重!!
- ウォルトディズニー演じるトムハンクスの演技が上手すぎて、ウォルトディズニー本人に見えてくる
- ウォルトディズニーの約束→メリーポピンズ→メリーポピンズ リターンズが感動を倍増させるおすすめの順番!
第4位 プーと大人になった僕(2018)
あらすじ
親友のくまのプーや仲間たちと別れてから長い年月がたち、大人になったクリストファー・ロビン。結婚し妻と娘とロンドンで暮らし、忙しい毎日をおくっていた。ある日、仕事のことで悩んでいた彼の前に現れたのは、大親友のプーだった!
子供の頃にディズニーを観ていた少年に贈る大人の物語…。
『くまのプーさん』を原作にし、クリストファー・ロビンのその後を描いた物語です。
冒頭で『くまのプーさん』と過ごした日々が描かれ、絵本調でクリストファー・ロビンの現在までを描いています。
現実に戻ったクリストファー・ロビンは入学し、就職し、結婚し、子供を愛でる人生を送っています。
彼は一見幸せそうな人生ですが、フタを開けてみれば、仕事を優先し、同僚や家族をないがしろにしてしまうといった、社会人になると必ずぶつかる問題を、ディズニーがプーを使って正面から切り込んでいます。
少年だったクリストファー・ロビンが大人になり、プーと出会うことにより、大切だった気持ちを思い出す。仕事に追われ、大切なことを忘れてしまった大人が観ると、思わずハッとさせられる作品です。
この映画の特徴
- プーさんの名言の数々が現代人の心に刺さる
- 疲れたときや仕事が嫌になったときに見ると尚良い
- プーさんだけでなく100エーカーの森の仲間たちも多数出演
第3位 シンデレラ(2015)
あらすじ
優しい父と美しい母に、宝物として大事に育てられたエラ。幸せな毎日を送っていたが、早くに母を亡くしてしまい、義理の母とその娘たちと暮らすことに。はたして彼女の運命やいかに・・・。誰もが知るディズニーの名作の実写版です。
多くの人から親しまれてきた「シンデレラ」の物語を実写化したラブストーリーです。
父を亡くし、継母とその連れ子の姉妹にいじめられる毎日でしたが、亡き母の教えを胸に耐えます。
しかし彼女は、ついにこらえきれずになり、家を飛び出してしまいます。森の中まで馬を走らせ、そこで出会ったのは、城の中で働いているという青年キットでした・・・
映像はもちろん、出てくる全ての小道具が綺麗です。子どもの頃に見ていた「絵本」や「アニメ映画」がこんな風に実写化されて、見ていてすごくワクワクします。
シンデレラの勇気と優しさがあふれているストーリーで、最後には温かい気持ちになれる素敵な映画です!
この映画の特徴
- ゴージャスで圧巻な舞踏会シーン
- 「現代ならではの価値観」がしっかり表れた作品に仕上がっている
- 3度のアカデミー賞に輝く衣装デザイナーのサンディ・パウエルが手掛けたによる豪華絢爛な衣装の数々
第2位 美女と野獣(2017年)
あらすじ
魔女の呪いによってひとりの美しい王子が、醜い野獣の姿に変えられてしまう。呪いを解くには、魔女が残したバラの花びらが全て散る前に、誰かを心から愛し、愛されなければならない。しかし、野獣の姿になった彼を愛するものなどいるはずもなく、呪われた城の中でひとり心を閉ざし本当の自分を見失っていく。そんな日々に変化をもたらしたのは、村に住む美しい女性、ベル。この出会いが、ふたりの運命を変えていく。
小説、絵本、アニメ、ミュージカルと形を変えながら愛され続けてきた物語。
呪いで野獣の姿に変えられてしまった王子と、美しく聡明なベルが惹かれ合っていく姿を描いています。
ヒロインのベルを演じているのはエマワトソンで、すごく美しく歌も素晴らしいです!
アニメ映画を完全映像化しているので、おとぎ話でありながら大人をも魅了する傑作に胸を打たれます。
映像もとても綺麗で、ストーリーがわかっていても感動してしまいます。
この映画の特徴
- 幻想的なビジュアルに注目
- アニメ映画にはいないキャラも出てくる
- あの名曲、名シーンがより壮大に美しく蘇る!
第1位 アラジン(2019)
あらすじ
貧しいながらも清らかな心を持ち、自分の人生を変えたいと願っているアラジンは、自由になりたいと願う王女ジャスミンと3つの願いを叶えてくれるランプの魔人”ジーニー”に出会う。アラジンとジャスミンは、身分の差がありながらも少しずつお互いに惹かれ合う。そして二人を見守るジーニー。はたして、三人の運命はどうなるのか・・・。
これは感動超大作です。
登場人物全員が『何か』に囚われていることがわかり、これは私たちのような現代人にも通ずる部分でもあるなと感じずにはいられませんでした。
アラジンは、クズやゴミというレッテルを貼られていたり、ジャスミンは城の中での窮屈な生活をしていました。
ふたりは自分の人生に対して息苦しさを感じているところに、ジーニーが現れ、いっきに自由を手にしてから物語は大きく動き出します。
ディズニーらしく観客に寄り添う作風が、じんわりと心に染みる作品です。
この映画の特徴
- ジャスミンの歌唱シーンが心に響く
- 全体的な配役がよく、特にウィル・スミスのジーニーが最高
- 原作の良いところはしっかり残りつつ、内容がグレードアップされている
まとめ
いかがだったでしょうか。
ディズニー実写の美しい映像を堪能出来るVOD(動画配信サービス)がおすすめです。
VODのうち、どれを利用しようか迷っている方は、新作実写ディズニーの圧倒的な品揃えを有する「TSUTAYA DISCAS」 をおすすめします!
時代が進化するにつれて映像技術も比例して発展していくので、今後のディズニーの実写化の波もまだまだ止まらないでしょう!!あなたのディズニーライフに幸あれ!
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